企業変身の4要件  要件2.製品:会社の命

 要件項目

             要件項目内容

 

変身の視点

 

 

 

 

2.1 デジタル製品対応(チャンネル戦略)
 テレワーク時代、デジタル製品移行を実現するためには、
 不足する技術のデータが必要になります
@現状製品
Aデジタル製品
B不足する技術
このため、それぞれのチャンネルでの、標準化、デジタル化が
必要になります

 

 

 

標準化

 

 

 

 

 

2.2製品要件・3チャンネルの標準化 
 
デジ製品開発には、現製品標準化データ、不足技術把握が
必要です
 
1)通常チャンネル(現製品)、標準化
・標準化ポイント
@現状製品の品質特性の標準化
A現状製品の設計・開発プロセスの標準化
B現状製品の部品表の標準化
・標準化内容
@現状製品の仕様書の標準化:顧客・基本・製品・確定仕様書
A現状製品の設計・開発プロセス
A現状製品の部品表の標準化:工程部品表、QC工程表、
 設計部品表、調達部品表、統合部品表
 
2)チャンスチャンネル(デジ製品)、標準化
・デジタル化内容
@デジ製品の仕様書の確定化
A現状製品の部品表の類似設計
・デジタル化内容
@デジ製品仕様:デジ製品の時代・顧客・基本・製品・確定仕様
Aデジ製品:デジ製品工程部品表、デジ製品QC工程表、デジ
 製品設計部品表、デジ製品調達部品表、デジ製品統合部品表
 
3)リスクチャンネル(不足技術)、標準化
・デジタル化ポイント
@不足技術仕様:技術方式(開発者、特許、原理、調達等)
B不足技術部品表:新技術工程部品表、新技術QC工程表、
 新技術図面、新技術調達部品表
・デジタル化内容
@不足技術仕様:技術方式(開発者、特許、原理、調達等)
B不足技術部品表:新技術工程部品表、新技術QC工程表、
 新技術図面、新技術調達部品表

 

■参考)設計・開発プロセス
@製品企画: 時代仕様、顧客仕様を定める
A構想設計: 基本仕様を定めます
B技術開発: いくつかの技術方式にて目標
の時代仕様を検証する
C基本設計: 基本仕様を定める
D設計試作: 製品仕様を定める
E詳細設計: 製品確定仕様を仮決めします
F量産試作: 工程設計、設備設計、型設計
、量産ラインで、目標の品質特性を検証。
G開発管理:・開発プロセス設計時、開発管理
 を通じ、製品のボトムネックの解消を行う
・製品開発遅れの原因、ボトムネック工程、
 発生源を突き止めます
・発売遅れ、製造立ち上り遅れ、試作遅れ、技術
 製品設計遅れ、工程設計遅れ、調達遅れ、開発
 遅れ、仕様確定遅れ、何が遅れの原因から発生
 源をたどり、ボトムネック工程の改善を行う

 

 

現状製品仕様標準化
 自社製品、技術方式、部品の品質特性
@顧客仕様顧客要求項目を文章で示す
A基本仕様
 顧客要求項目を機能構成に展開
 機能構成に際して、製品方式・
 技術方式を示す
B製品仕様
 機能構成を各部品の品質特性で示す
C製品確定仕様
 顧客要求事項を製品確定仕様で示す
Dオプショナル全部品の品質特性を確定

 

 

デジタル化

 

 

 

 

2.3製品要件・3チャンネルのデジタル化 
 
標準化された現状製品、デジ製品、不足技術のデジタル化
必要です
 
1)通常チャンネル(デジ製品)、デジタル化
・デジタル化ポイント
@製品、デジ製品、不足技術の区分け
A仕様書、プロセス、統合部品表のデジタル化
・デジタル化内容
@デジ想定製品の仕様書のデジタル化
 時代・顧客・基本・製品仕様書
Aデジ想定製品の設計・開発プロセスのデジタル化
 通常チャンネルでの各業務In/Outのインターフェース
B現状製品の部品表のデジタル化:デジタル統合部品表、
 にて、発信用、業務処理用、テレワーク用、解析用に用いる
 
2)チャンスチャンネル(デジ製品)、デジタル化
・デジタル化内容
@時代要求、受注デジ製品の仕様書のデジタル化
A時代要求、受注デジ製品の部品表のデジタル類似設計
・デジタル化内容
@時代要求、受注デジ製品仕様書:デジ製品の時代・顧客・
 基本・製品・確定仕様書
A時代要求、受注デジ製品:デジ製品工程部品表、デジ製品
 QC工程表、デジ製品設計部品表、デジ製品調達部品表、
 デジ製品統合部品表
 
3)リスクチャンネル(不足技術)、デジタル化
・デジタル化ポイント
@現製品問題:工程、品質、業務上の問題解決履歴デジタル化
Aデジ製品予想課題:製品技術面、製造技術面リストデジタル化
・デジタル化内容
@不足技術仕様:技術方式(開発者、特許、原理、調達等)
B不足技術部品表:新技術工程部品表、新技術QC工程表、
 新技術図面、新技術調達部品表

 

想定デジ製品仕様標準化・デジタル化
1)自社製品モデル:自社製品、技術方式、
 部品の品質特性 
@顧客仕様(時代仕様)時代要求項目、顧
 客要求項目を文章で示します。  
A基本仕様 時代要求項目、顧客要求項目
 を機能構成に展開します 機能構成に際し
  て、製品方式・技術方式を決めていきます 
B製品仕様 機能構成を構造ユニット、品質
 特性項目展開。 構造ユニットは、機能流れ
  (機能系列)を組んでユニット別に目標の 
  品質特性を仮決め、順次、目的・手段展開
C開発仕様 ・基本機能部、補助機能部・
  ロス機能部を把握し、どの品質特性を
  開発特性でするか決定
・新ユニット(新技術方式)の目標品質特性
  項目(代用特性)、目標品質特性値
   (代用特性値)を定めます。 
・試験機を定め目標品質特性値のクリア確認
・ロス部、測定不能部がボトムネック
D製品確定仕様 実現した品質特性値で、
  顧客要求事項に答えられるか確認し、
  製品確定仕様を確定します。 
E全部品、全部門の品質特性のボトムネック
  を把握 

 

 

 

 

 

 

 

 

新製品モデル