2.中国にどう向き合うか

■有頂天から奈落へ

 

 

 

 

 

 

 

■中国、日本敵失で大躍進

 

 

 

 

1.World Ecolomic Outlook Database(2021.4)によると、日本のGDPは、1995年の5545×10億ドル(554.5兆円)から2020年5040 ×10億ドル( 504.5兆円)まで、25年間ほぼ変わってない。

2.グラフから読み解くと、1980年代の日の出の勢 いの日本たたきはすさまじく、プラザ合意以降、為替レートが240円/ドルから2年で120円/ドルまで半減化した。更なる追い打ちが、1995年の、阪神大震災、再度上昇機運になった2011年の東日本大地震で、経済環境は一変した。

3.2000年から2013年の13年間で、製造業事業所数は34万社から21万社に13万社減少し、従業員は918万人から740万人に178万人減少、付加価値額は110兆円から90兆円に20兆円減少、付加価値生産性は1200万円/人・年で変わらなかった。第2次大戦の損失規模ダメージだった。

4.2010年、日本のGDP(57500億ドル)は、中国に追い抜かれ(60330)、2020年、3倍の差をつけられ、47720/50400=2.93)米国とは4倍差である。(209320/5040o=4.15)

5.この機に、日本は、中国に、韓国、東南アジア、米国、欧州、アフリカに、大挙のコンサルタント付きで、大特需(日本の工場、製品技術、生産技術、雇用、GDP)を、のしをつけて、そっくり、自慢げに差出し、サービスしたのである。

 

 

■日本の改善意識砕かれる

 

 

 

 

 

 

 

 

■日本に代わり中国覇権

6.かって、中国に、韓国にした度々の侵略、反日感情のつけをお返しを受けている。

7.一方国内では、何より残念なのは、労働者派遣法で製造業派遣が許可になり、国内工場の生産性は止まり、雇用調整補助金により、日本人の改善意識は影を潜めた。1995年の有頂天から、奈落まで落とされ、補助金にたかる、他力本願意識が蔓延することになる。アベノミクスもコロナで腰砕けである。日本人意識は一変していった(+思考から−思考に)

8.10年間の日本の敵失で、状況は変した。中国は奇跡の成長を遂げる。日本は、人口、資源、購買力、技術消化力、野心、どれも及ばなくなった。近年、国家戦略、科学技術力、製品開発力も米国を追い抜く勢いである。

9.かっての日本の夢、奈落を、反面教師として 、世界制覇の夢を、中国が果たす勢いである。

10.有史以来、初めて、中国人による日本征服を覚悟しなければならない。

 

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