標準化メソッド 生産計画:SCM

 

  3.2.1.4SCM(SapplyChainManagement サプライチェーンマネジメント)  
要件項目               要件項目内容  

1)SCMによる

要件対応

2)SCMとは

@SCMの定義

ASCMの目的

3)SCMによる

標準化

 

2)SCM(SapplyChainManagement)の定義
@SCMの定義
・SCM(Supply Chain Management):サプライチェーンマネジメント
 ERPとSCM
・MRP:独SAP、組立製造業資材部門の部品展開にMRPを提供
・MRP2:資材に工場内生産能力計画(機械、要員)物流計画含
・ERP:海外含企業間受注、資材、製造、出荷、財務、会計を含
  上記は計画に優れるが、遅れ影響、原因分析等管理不得手
・狭義SCM:MRP、MRP2ベースにしたERP
・広義SCM:サプライチェーン素材、部品、組立、流通、小売り
  各メーカー全体の利益の増大、最適化をはかる
・SCP:SCMの中核のソフトウェア
 
A数式によるSCM目的
          負荷(調達量、生産量、物流量、販売量)
1(バランス)=―――――――――――――――――――
        能力(調達工数、生産工数、物流工数、販売工数)
 
3)SCM(SapplyChainManagement)による標準化
・負荷/能力工数標準化
・生産期間・工数標準化
・開発期間・工数標準化

 

 

4)SCMによる

標準化の方法

4)-1コミュニケーション

a通常チャンネル

4)SCM(SapplyChainManagement)による標準化の方法
4)-1コミュニケーション 負荷/能力処理標準化
a通常チャンネル
 負荷能力指標(MRP)標準化
・資材所領量計画
 @注文指示:部品番号、リードタイム、手持在庫、ロットサイズ
 A手順:総所要量、指示済みオーダー、正味所要量、計画
     オーダー、有効在庫、オーダー指示
・上記計画に基づきサプライヤー → メーカー → 物流事業者
 → 卸売事業者 → 小売事業者 → エンドユーザーにおける
 @負荷・能力算定
 A負荷量を所定の時間で流すためのサイクルタイムの算定
 B能力をラインバランスのための必要工数(時間×人)算定
 C上記を可能にするためには共通の標準時間必要
  この標準時間を基に必要標準工数を算定する

 

 

 

bリスクチャンネル
bリスクチャンネル
・負荷能力異常不特定
@リスク要因
・物流サイクルタイムの変化
    能力(1回転時間):例)24時間×稼働日数/月
CT=―――――――――――――
    負荷(流通量):  例)1000個/月
・能力の変化:工場稼働トラブル、品質トラブル、交通トラブル
・負荷の変化:嗜好、天候、競合による売れ筋変化、
 売れ残りにより工場生産、運搬量の変化
・結果、CT、生産計画、出荷時期が変わる

 

 
cチャンスチャンネル
cチャンスチャンネル
・目標期間短縮データ
@リスクの備え、過剰在庫、時間余裕を持たせている。
A能力変化要因(工場稼働トラブル、品質トラブル、交通トラ
ブル)に対し、稼働改善、品質改善、渋滞予測で対応する。
B負荷の変化要因(嗜好の変化による消費売れ筋の変化、
売れ残り)に対し、(刻々の売れ筋傾向把握等)で対応
C上記をシステム化し、売れ残り、売り上げ増を行う。
 ・SCM
 ・POSシステム

 

 

 

4)-2製品

期間・工数標準化

a現状製品

4)-2製品 期間・工数標準化
a現状製品
・生産期間・開発期間データ化を調達部品表にて行う
@製品群別、部品内外作区分コード化
A調達先コード化
B調達部品表作成
C調達先技術特性
D調達先個人情報
E調達先発注方式
F調達先納入実績、QCD評価

 

 
bデジタル製品
bデジタル製品
・デジ製品製品開発データ化
・デジ製品生産期間・開発期間データ化を調達部品表で行う
@製品群別、部品内外作区分コード化
A新調達先コード化
B新調達部品表作成
C新調達先技術特性
D新調達先属性情報
E新調達先発注方式
F調達先納入実績、QCD評価

 

 
c不足技術
c不足技術、
・技術開発期間データ化
@技術開発管理プロセス・デジタル化・システム化
 Office365、Kintone、DreamWeaverと連携
 

 

4)-3ヤル気  設計力量 水準データ化

a標準化・改善力強み評価

4)-3ヤル気 管理力量水準データ化
a標準化・改善力強み評価
・自社製品目標管理スキル力量評価
@設計部品表把握力評価(コード体系、採番方法、採番管理)
 
b標準化力変身
b標準化力変身
・生産管理部門標準化力評価
@調達部品表作成・標準化力量評価
Aデジ製品調達部品表作成・標準化力量評価

 

 
c改善力変身
c改善力変身
・生産管理部門改善力評価
@調達部品表評価・改善力力量評価
A調達製品設計部品表評価・改善力力量評価