標準化メソッド 品質Mgtシステム:ISO

 

  3.2.1.5 ISO(InternationalStandardOrganizaton)  
要件項目                       要件項目内容  

1)ISOによる要件対応

2)ISOとは

@ISOの定義

AISOの目的

3)ISOによる

標準化

3)ISOによる

要件対応

 

 

1)ISO(InternationalStandardOrganizaton)による要件対応
・コミュニケーション面:品質Mgtシステム要求事項標準化
 製品面:品質Mgtシステム製品適合標準化
 ヤル気面:Mgt標準化改善力向上

 

2)ISO(InternationalStandardOrganizaton)とは
@ISOの定義
・ISO9001は、高い品質の商品やサービスを提供することを目的とし
 たマネジメントシステムです。ISO9001を取得することで、業務効率
 の改善や組織体制の強化を図れたり社会的な信頼や顧客満足度を
 向上させたりする効果を得る。
・マネジメントシステムの中では最も普及している規格で、全世界で
 170カ国以上、100万以上もの会社や組織が利用している。
 
A数式によるISO目的
 
            ISO・顧客 要求事項適合件数
要求事項完成度=――――――――――――――
             ISO・顧客 要求事項件数

 

3)ISOによる標準化
・トップ役割、管責役割標準化
・部門役割標準化
・顧客満足要求事項標準化
 

 

4)ISOによる

標準化の方法

4)-1コミュニケーション

a通常チャンネル

4)ISO(InternationalStandardOrganizaton)による標準化の方法
4)-1コミュニケーション 品質Mgtシステム要求事項標準化
a通常チャンネル
・要求事項適合
@組織の状況:組織の現状、、顧客等ニーズ、現状プロセスなど
Aリーダーシップ:顧客重視、品質方針
B計画:リスク・課題対応、品質目標に対する計画
C支援:人、環境、設備、測定等資源、力量、認識、対話、文書
D運用:運用計画、仕様、設計、調達、製造、検査、不適品管理
Eパフォーマンス評価:分析評価、内部監査、マネジメントレビュー
F改善:不適合品是正処置、継続的改善
F改善:不適合品是正処置、継続的改善

 

・ISOのレベル

階層 コストの階層 コスト価値の階層
12 ISO成果、システム成果 経営システムと連結、有効性確認
11

 

QMSシステム運用、維持
10 ISO認証 システム評価 外部監査
  内部監査
      システム構築 QMSシステム構築
  記録、測定、分析
  帳票モデル編集、属性デーt編集
  品質マニュアル・規程モデル編集
  ISOモデル導入
ISO必要性システム条件 ISO導入必要性
  社内業務体系把握
  社内ルール収集

 

bリスクチャンネル
bリスクチャンネル
・要求事項不適合
 ISO9001では、リスクは不適合、苦情、不測事態が示してある
 不適合には、ISO要求事項不適合、顧客要求事項不適合がある
@ISO9001旧版要求事項に示されるリスク
・起こりうる不適合の除去のための予防措置の実施
・発生した不適合の分析、再発防止
A9001:2015年版に示されるリスク
・リスク・機会への取り組みの計画を設け
・改善結果の達成の確立を行う
 

 

 
cチャンスチャンネル
cチャンスチャンネル
・要求事項不適合解決
@品質マネジメントシステムによるリスク・機会対応
 ・品質マネジメントシステム原則によるMgtシステム構築
 ・顧客重視・リーダーシップ・人々の積極的参加・改善
 ・プロセスアプローチ・客観的事実に基づく意思決定・関係性管理
A構築状況を内部監査、外部審査機関にて監査
B維持監査、更新監査を通じ、品質マネジメントシステムの 
 継続改善

 

 

 

4)-2製品 

要求事項適合   標準化

a現状製品

4)-2製品 品質Mgtシステム要求事項適合標準化
a現状製品
・品質Mgtシステム製品適合記録
@ISOの内部監査
 ・品質Mgtシステム要求事項に基づき内部監査を行い
  現行製品の要求事項に対する、適合性、有効性を確認する
A顧客要求事項に対する適合確認
 ・顧客仕様、製品仕様、製品確定仕様を明確にし、
  これを、検査基準とし、適合の証として品質記録を提出する。
 ・製品引き渡し後も、保証基準を定め、品質保証、顧客満足を行う。
 

 

 
bデジタル製品
bデジタル製品
・デジタル製品についても、品質Mgtシステム製品適合記録
@ISOの内部監査
 ・品質Mgtシステム要求事項に基づき内部監査を行い
  デジ製品の要求事項に対する、適合性、有効性を確認する
A顧客要求事項に対する適合確認
 ・デジ製品の顧客仕様、製品仕様、製品確定仕様を明確にし、
  これを、検査基準とし、適合の証として品質記録を提出する。
 ・製品引き渡し後も、保証基準を定め、品質保証、顧客満足を行う

 

 
c不足技術
c不足技術
・品質Mgtシステム製品不適合解決記録
@技術開発管理プロセス・デジタル化・システム化
 
 

 

4)-3ヤル気  マネジメント水準データ化

a標準化・改善力強み評価

4)-3ヤル気 Mgt水準データ化
a標準化・改善力強み評価
・自社製品ISOスキル力量評価
@品質、顧客満足、測定、分析、改善力
A内部監査指摘力、解決力
B外部監査指摘に対する解決力
 
b標準化力変身
b標準化力変身
・各部門長標準化力評価待遇
@品質方針、品質目標、リスク・機会対応、部門計画力
A規程、帳票、記録、分析、改善力
 
c改善力変身
c改善力変身
・経営部門改善力評価待遇
@内部監査に対するマネジメントレビュー力
APQCDサイクルを回すリーダーシップ
B継続的改善を行い、品質目標、事業目標達成力